サルヴァドール散策紀

<< March 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

サルヴァドール カーニバル動画です。

動画のほんの一部をUPしてみました。
これからちょろちょろちょろーとずつ、公開していこうと思ってます。
ちなみにこの動画は今年のサルヴァドールカーニバルにて、
カルリーニョス・ブラウンの「ピポカォン」(ポップコーン)という名前の
ブロコのトリオです。
参加者は皆頭にポップコーンの絵が描かれたキャップ?のようなものをつけて、キャッキャッはしゃいでます。

それでは、次回はもう少し編集したものを掲載しようと思います。


カーニバル映像


ではでは。

- | permalink | comments(13) | trackbacks(0)

Carnaval do ILE AIYE 2007 em Campo Grande

今回は僕が根っから大好きなILE AIYE(イレアイエ)というブロコのカーニバルについて。

2月17日(土)あいにくの小雨模様ではあったが、歩いてカンポグランジへ。
徒歩でおおよそ40分位。バスはとてもじゃないけど、混んでいて訳分からん状態なので、あきらめる。
ILEの登場はプログラム上では22時40分。20〜40分きざみでのプログラム更新になっているが、まあそんなのないに等しいであろうと22時に出発。

案の定、ILE AIYE(イレアイエ)のトリオはその姿さえ見えず、「もしかして、もう終わったん?」と少々焦らせるくらいの気分にさせる。でも絶対まだまだなんだよね。

ひととおりカンポグランジ周辺をうろつく、何台ともなくでかいトリオが例によってカンポグランジ周辺を取り巻いている。

アフォシェのブロコやアホッシャのブロコ。サルサのブロコなど、規模はさほど大きくないが、トリオの前にはアバダを着た人たちが思い思いに楽しそうに踊っている。

いいですねぇ。人の幸せな顔を見るのは。酒を飲みながら、ぼけっーとこのうえない贅沢な時間が流れる。

あ、ここで相当簡単にでありますがサルヴァドールのカーニバルの説明を。

<サルヴァドール・カーニバル概要>

●期間:2月15日〜20日(ちなみに21日灰色の水曜日の朝はカルリーニョス・ブラウンやその他のアーティストによるパレードが半日ある)

●場所:カンポグランジ〜ペロウリーニョ広場近くまでの区間(3km位?)
バーハからオンジーナまでの海沿い区間(3km位?)
ペロウリーニョ周辺の区間(知りません)
この3箇所で同時開催

●パレード時間:
1つのブロコのパレードがおおよそ区間内に4〜5時間程度
全体で言えば、14時位から朝の4時まで。これが6日間連続

●パレード参加ブロコ数:
数えようと思いましたが面倒なので細かい数字はやめました。今年でおおよそ大小あわせて100くらいなのでしょうか。
(下に添付してあるオフィシャルサイトで見ると参加ブロコ数が分かりますよ)

●カーニバルの構成:
リオのカーニバルと違い、こちらは大きなトレーラ(トリオエレトリコといいます)の上にステージを作ってそのうえで演奏。トリオの横にはきらびやかな装飾の他、どでかいスピーカーをガンガンとりつけて爆音を出します。
ブロコ(チーム)によっては楽器隊(バテリア)が存在するチームは基本トリオの後ろについてステージ上のヴォーカルやバンドにあわせて演奏していきます。(ま、写真も見てください)

●カーニバル参加方法:
こちらのパレードは民衆参加型。好きなチーム(ブロコ)のTシャツ(アバダといいます)を購入し、参加。
いわゆるアバダがチケット代わりとなって、そのブロコで一緒に楽しめる。
アバダを着た人とそうでない人(お金を払ってないで見る人)との間には太い綱が設けられ、スタッフによってその間の行き来が管理されています。
したがってアバダを買っていない人は、この綱の中へ入れないわけです。
となると綱の外は必然的に人でごった返し、喧嘩、なんぱ、盗みが横行するわけです。(ま、綱の中でもなんぱは横行しますが)
高いアバダ、例えばイヴェッチ・サンガーロやダニエラ、ピシリコなど有名
アーティストのアバダは1,000レアル(日本円で50,000円強)は超えるといいます。すごいっすよね。

※ちなみにサルヴァドールのカーニバルにおいて綱の外でトリオを見る方はくれぐれもお気をつけて!危ないので本当に!「大丈夫だよ〜」なんて根拠はどーこにもないので。ま、楽しいんですけどね。

ということでカンタンに説明しました。興味ある方はいろいろ調べてみてくださいね。あまり役に立たないオフィシャルサイトもあります。
(ポル語ですが)
http://www.carnaval.salvador.ba.gov.br/index.asp
冒頭の歌では自称友人のダニエラちゃんが歌ってます。(苦笑)

で、ILE AIYE(イレアイエ)のカーニバルに話を戻します。
22時40分スタートの予定が例によって遅れ、そうなんです。スタートが27時。さすがサルヴァドール、時間の観念が素敵!。ではない。
最初に現れたトリオはどでかいもののステージ上は全く装飾されておらず、
えーっつ、もしかしてこれから装飾っすか?と思いつつ、よく見ると大量のスピーカーがつんである。「????」と思うのも束の間、出てきました出てきました後ろから本命のトリオが!
前のトリオはなんと本体の音を飛ばすためだけのものだったのですね。すごいすごい。
そしてお待ちかねのバテリアも登場。
ILEにはコルテージョの知り合いも数人出ているので、少しの間話しつつ、
パレード開始。

今回のILEのパレードは前回の教訓か分からんが、フォリオン(アバダを着た人)とバテリアの間にさらにふと綱を設けて、入れないようにしていた。
きっと演奏への配慮。まぁILEのフォリオンは皆ガンガン踊るし、バテリアの個性も強いし。

改めてというか、そうなんだけどILEの曲は本当に黒人賛歌の曲が多い。
というかそれが全て。そういったエネルギーがバテリア、フォリオンそして
全体にまで行き渡る。

という感じで。
もう細かいことあーだこーだ言ってもしょうがないので、映像をMixiにUPしつつ、写真ブログにあげました。

おっと日本で一番早いサルヴァドールのカーニバル画像&映像ですぞ!
と、最近、一人で盛り上がる癖がついているので、ご勘弁を。てな感じで。
ただMixiの動画が例よって全然ダメなんだよね・・・クソ。

では!

class=
アフォシェのブロコです。

ILEclass=
ILE AIYEのトリオです。

ILE AIYEトリオの正面。
ILE AIYEトリオの正面。

ILE AIYEのバテリア。まぁ相変わらずほんとかっこいいですわ。
ILE AIYEのバテリア。まぁ相変わらずほんとかっこいいですわ。

奥さんは目が見えません。トリオにずっと捕まって楽しんでます。非常に印象的な出来事。
奥さんは目が見えません。なのでトリオにずっと捕まって音を聞いて楽しんでます。非常に印象的な出来事。


ブラジル日記 | permalink | comments(13) | trackbacks(0)

Ensaio do Cortejo Afro em Tereza Batista

今週の月曜日にテレーザ・バチスタという野外ライブハウスというか、コルテージョ・アフロのライブを見に行く。
毎週月曜日に彼らは、ここで定期的にライブを実施。実は先週も見に行ったが、ライブの途中、コルテージョのジレトーラの一人が心臓発作で急死し、ライブが中止するという前代未聞の出来事がおこった。そのため、チケットは全て払い戻し。そのせいなのか、客数もいつもより多く、かなりごった返していた。

僕は映像を頑張って撮るべく、撮影場所を探す。
定刻より30分遅れて、外からバテリアが入場してくる。
構成は、ヴォカール:3名、コーラス3名女性、ギター、ベース各1、
僕の好きなラッパ隊3名、ドブラ3、フンド1、マラカサォン1、ヘピ2時に3、
カイシャ2の構成。
曲数をなんとなーく数えると、なんと30曲くらいはやっていたと思う。
曲にあわせたキメをジレトール達が考え、あてはめていく。

コルテージョの場合、ジレトール達が個人的に演奏しているバンドや音楽感の影響もあってか、他のブロコとは一味違ったバツカーダおよびキメの特性がある。
一昔前は全然ぐちゃぐちゃだったが、バンド単位となるとどうしてどうして、バチッとまとまる。かっこいい、そしてうまい。
特にアップテンポのまま8/6もしくはRAPのリズムにそのまま入る&そのままベーシックなリズムに戻るとこなどは、とても練習している&慣れているなぁ、それだけやっているなぁという感じ。

曲はオリジナル数曲にあとはコピー曲が多い。とはいえ、バテリアのリズムは彼らが組み立てているとのこと。

3人のボーカリストのうち、北島三郎似(僕はそう思う)の金髪オカマさんがいる。彼の口癖は「acucar〜!」(さぁとぉー!(砂糖)ま、言い方でいえばこんな感じのことを繰り返し言い、客も慣れたもので、彼が出てくると、皆「acucar」と連呼する。そうすると彼はうれしいそうに片足をクラッシックバレーのように「ピッ」「ピッ」とあげる。それがキモかった。が、ま、2年連続で見ていると、慣れもあってか、ま、愛嬌あるものである。

証拠映像は今度撮影しようと思うが、今回はやめた。やっぱキモかったので。

そして僕の中でのコルテージョの売り物はドブロ3人娘。
昔からコルテージョにいるが、全然変わっていない。
かわいらしく、そしてとてもウマい。僕は彼女たちのパフォーマンスが大好きなので、思わず彼女達ばかり撮ってしまう。でもウマいし、かわいいのでいいのだ。

そうこうして約3時間。最後はまたまたサブちゃんが登場し、なんと上半身裸のどうみてもオカマさんダンサーが4人、そして一人はあきらかに女装&みじかーいスカートをはいたお兄さんが皆肩を組んでラインダンスを踊り、そして「ダンダルンダ」を熱傷する。

ひとつ間違えれば、「えっ?コルテージョって、オカマさんのブロコアフロ?」と見えてもおかしくない光景だった。。。

と、しょうもないオチでしたが、映像を収録済み。
一部をこのサイトで公開できるように準備します。あ、ラインダンスは撮ってないっすよ。キモかったので。

ではでは!




あ、ちなみにボケボケですが左がサブです。






ブラジル日記 | permalink | comments(17) | trackbacks(0)

BELEZA NEGRA DO ILE

昨日の日曜、MUSEU DO RITMOという場所で、28回目を迎えるILE AIYEの
rainha(女王)を決めるイベントを見に行く。
決勝に残ったのは15人。みな美貌とダンスうまさ、そして知的(特に黒人としての尊厳・考え方)要素も審査対象に入るのかわからないが、どの人みても精鋭ぞろい。誰が優勝してもおかしくない。

イベントの開始は21時から。最初に前座のサンバ・ジ・ホーダを中心とした演奏をするバンドが登場し、会場を盛り上げる。そのライブが約1時間程行われ、続いてBanda AIYE。ILEの精鋭によるバンドが登場。そして豪華なことに
ILEの歌い手全員が登場し、一人ずつ歌う中、残りはコーラスと、これ以上ない豪華なライブを展開する。
それぞれのボーカルが1、2曲ずつ歌い、それが約1時間。しだいに会場がヒートアップしてくる。

ちなみにBanda AIYEのパフォーマンスは文句なし。というか昨年より数段ウマくなっている気がする。
この時期というか、各ブロコの特にバンダに関してはパフォマンスの進歩が著しい。カーニバルは短期的なお祭り騒ぎでのものとしか考えていない傾向が特にこの1,2年で強く感じる。

そして、その後のILEのダンスグループによるパフォーマンス。これも圧巻。
演奏といい、ダンスといい、ILEが持つ黒人の尊厳の強さをまざまざと見せつけられる。長らく、そして今もある人種差別、また奴隷労働として過酷な時代をすごしてきた彼ら黒人において、それに打ち勝つための美しい生き様、そしてその強さ。それがILEの表現として出てくる。そりゃあ真似事だけでは100年経っても逆に離されるだけ。根本が違うことを目の前で叩きつけられた。
そしてもちろん15人のrainha候補のダンスにもそれが如実に表されていた。

またおもしろいのは、司会者が各候補者をパーフォーマンスの際に呼び上げるとき、それぞれのオリシャを言うところ。戦いの神「オグン」の娘は、さすがに踊りが力強く、ひきつける何かがあった。

ちなみに優勝者は分かりません。
全員のパフォーマンスが終わった後、ゲストレゲエバンドによる小1時間の演奏があったのとすでに3時近くで、疲れていたので、かえってきてしまいました。
というより、僕から見れば、誰が勝ってもおかしくないくらい全てかっこよかったから。結果などどうでもよかったのです。

ということで、サンバ、サンバヘギ云々関わらず、黒人音楽をやられている方は、絶対に行ったほうがいい。というか行くべきと思いました。

それだけ、凝縮されたイベントでした。

ではでは。

写真は携帯で撮影したので、後日UP&デジカメも今週末に復活。そして今後は動画も入れていきます!
強奪されないようがんばります。
では!









ブラジル日記 | permalink | comments(13) | trackbacks(0)

サルヴァドール散策紀(1)

1月24日サルヴァドールペロウリーニョ広場へ。
今年のカーニバルは2月15日〜20日までと例年になく早いため、
この時期となると、ここペロウリーニョは多くのブロコ・アフロのエンサイオが始まっている。
この日出会ったのはブロコ・アフロの雄OLODUM。その少年、青年部である「Escola de OLDUM」が練習をしていた。彼らは、7歳〜およそ15、16歳のメンバーで構成されており、バテリア(打楽器隊)のメンバーは総勢30人ほど。小さい体ながらも、体に似合わない豪快な音をだし、かつ足場の悪い石畳の広場にあって、機敏なパフォーマンスを演じるところは、将来を期待させるに十分な逸材が豊富に揃っていることを明確に見せつけている。
メレンゲ、ヘギのパターンと叩いていくなかで、ヘピーキにおいては、ベーシックに叩くパートとキメ的なフレーズを叩くパートとに分かれて、それを意図的に行って音が交わったとき、興味深い聞こえ方になっていた。
いずれにせよ、小さい子供達がまだ叩くことができないことを考慮にベーシックなフレーズだけを叩かせていると思うのだが、それにしても混合されたフレーズはおもしろい感じになっていた。

そして彼らの前でパフォーマンスをしていたのは「DIDA」前述のOLODUMの創設者ネギーニョ・ド・サンバが手がけた女性だけのブロコ・アフロ。
このときのエンサイオでは、バンダでもパフォーマンスをしているメンバーも混じってのエンサイオ。とはいえ、ちょっと元気がなかった感じだ。
おそらくエンサイオの終わり頃だったのであろう。集中力が散漫気味だった。

双方ともにというか、ここサルヴァドールのブロコ・アフロの多くがEscola●●というかたちで、教育機関として音楽やダンスの教育を通して、プロの活動家を育てるだけでなく、人格形成においても大きな役割を果たしているように感じる。
先駆け的存在はOLODUMであったであろうと思うが、コルテージョ・アフロに至っても始めは小さなブロコ・アフロでも町と言うか、集落単位で地元ブロコの活動を応援している。

だから連綿とこういったDNAが受け継がれていくのだなと。いいものも悪いものも含め。

では、また次回!
Tchau!





ブラジル日記 | permalink | comments(41) | trackbacks(0)